はじめまして、当サイトの管理人のsakuです。
本日は当サイト(NULL island)について、少しお話ししたいと思います。
そもそもNULL island(ヌル島)とは
突然ですが皆さん、NULL island(ヌル島)がどこにあるかご存知でしょうか?
ヌル島は、赤道と本初子午線が交差する場所、すなわち緯度0度0分0秒(北緯0度・南緯0度)かつ経度0度0分0秒(東経0度・西経0度)にある島です。地理的には、カカオで有名なガーナの首都アクラから南に進んだギニア湾内にあります。ここでヌル島の場所を見てみましょう。
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どれだけ拡大しても島は見当たりませんね。それもそのはずです。ヌル島は実在しない島なのです!
ヌル島は、デジタルの地図ソフトで位置座標を扱うために原点として便宜的に設定された仮想の島で、1m四方の島と定義されています。「null」という英単語は「何もない」や「0」を意味するので、緯度0度かつ経度0度にある何もない島という「NULL island」のネーミングはまさにピッタリですね。
ヌル島はその特徴から知る人ぞ知る存在となっていて、一部の有志によってヌル島共和国として国旗・歴史・観光案内なども作成されています。空想地図の1つとも言えそうですね。(いきなり見慣れないワードを出してしまいましたが、空想地図については後日紹介したいと思っています。)
ちなみに地球上でヌル島があるはずの場所には、海洋気象ブイが設置されています。
当サイト(NULL island)に込めた想い
さて、ヌル島について知ってもらったところで、当サイト「NULL isaland」に込めた想いについてお話ししたいと思います。
ヌル島は、現実世界には存在しないにも関わらずデジタル世界では存在する、つまりないのにあるというところが個人的にはとても面白く思っています。一方で、ヌル島の知識が無くてもデジタルの地図ソフトは使えますし、使っていてもヌル島の存在に気付くことは恐らく無く、多くの人にとってヌル島はあってもなくても変わらないと言えるでしょう。
情報に溢れた現代社会ではヌル島のようにあってもなくてもよいものは山ほどあり、当サイトも多くの人にとってはあってもなくてもよいものだと思います。ただ、私や一部の人たちがヌル島に興味をそそられるように、当サイトを読んで「面白いな」「次の話も読んでみたいな」「家族や友達との話題にしたいな」などと思ってくれる人が少しずつでも増えることを期待して、ヌル島にあやかって「NULL island」と名付けました。
当サイトでは、私が面白いと思ったことや役に立ちそうなことについて、あれやこれやと発信していく予定です。そのため、特に当面の間はテーマに一貫性は持たせられないと思います。それでもヌル島がデジタル地図上の原点であるように、読者の皆さんが仕事帰りやモーニングルーティンなどのちょっとした時間にふと訪れることのできる拠り所のようなサイトを目指したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。